こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はSC相模原 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。
今回は
【1-4-4-2ミラーゲームの攻略ポイントを知れば勝率が上がる】
ということでみていきたいと思います。
入場者数 1418人
フォーメーション 1-4-4-2(相模原)1-4-4-2(今治)
試合結果 SC相模原 0-2 FC今治
シュート数 SC相模原 7-12 FC今治
得点者
29分 千葉 寛汰(今治)
62分 中川 風希(今治)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
お互い1-4-4-2のミラーゲームとなっています。
・球際
・ハードワーク
・切り替え
・可変システムによるマークずらし
・セカンドボール
・セットプレー
噛み合っているということは個々のぶつかり合いということで、上記のようなものになるかと思います。
それぞれお互いどのように戦ったのでしょうか。
2.2トップのユニット攻撃
噛み合わせをいかにずらすかがポイントとなり、どのようにずらしていったのかみていきたいと思います。
ポイントとなるのは2トップの動きです。
1人がCBの間に立つことにより、どちらのCBがマークをつくか困らせるピン止めというもの。
そしてもう一人はボランチの脇やCBとボランチの間のライン間でボールを受けるというもの。これによりCBがマークに落ちれば、もう一人のCBは1対1の状況になりますし、ボランチがマークに行けば、中盤で数的優位が生まれるという構図になっています。
これを一人で動くのではなく、もう一人のFWの位置をみて、ボランチの位置をみて動くことがポイントです。つまりそれが全体を俯瞰するということにつながります。
そういう立ち位置から前向きになり崩しに入っていくという形ですね。
とはいえ、実際には得点となったものはどんなものだったのでしょうか。
3.セットプレーからのセカンドボール
ミラーゲームのポイントとなるのが、個々の球際だったり、ハードワークだったり、切り替えだったりということでした。
実際に得点となったのは、フリーキックからのこぼれ球を千葉がゴール。
2点目はコーナーキックからの流れで、これもまたこぼれ球を中川がプッシュ。
セカンドボールの原則についてはこちらの記事を参考に
ミラーゲームを制するためのポイントは上記の通りで、個々がぶつかり合うことが多いということは個々の能力が重要であり、守りきれない場合は人数をかけるというハードワークが要され、隙きをつくためにポジショナルプレーや切り替え時などがポイントになるということですね。
まとめ
今回は
【1-4-4-2ミラーゲームの攻略ポイントを知れば勝率が上がる】
ということでみていきました。
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 1-4-4-2ミラーゲームのポイント
2.2トップのユニット攻撃 ⇒ ピン止めとライン間によるポジショナルプレー
3.セットプレーからのセカンドボール ⇒ セカンドボールの原則
お互いいかに隙きを突くか、突かれないかで戦っている中、セットプレーが機会、驚異となる。そこに大きく強い選手がいればなおさらデザインしやすいし、そこの対策を重視するあまり、セカンドボールの対応に隙きができたりする。
まさにどれだけ細部にこだわれるか。セカンドボールを拾う原則があれば、セカンドボールでやられない原則はその逆を取るということ。つまりスペースを与えない、パワーを与えない、いい状態をつくらせないということ
誰一人気を抜けない戦いがここにある。
次節 10月15日(土)13:00キックオフ 第29節 vs YS横浜 ニッパツ三ツ沢球技場
記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
ぜひ、Twitter、Facebook、フォロー、リツイート、いいねしていただけたら幸いです。
何かわからないことがあればコメントお待ちしております。
コメント