こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はFC今治 vs ギラヴァンツ北九州の試合をみていきたいと思います。
今回は
【なぜを繰り返すと見えてくる】
ということで見ていきたいと思います。
入場者数 2215人
フォーメーション 1-4-4-2(今治)1-4-4-2(北九州)
試合結果 FC今治 2-3 ギラヴァンツ北九州
シュート数 FC今治 15-5 ギラヴァンツ北九州
得点者
4分 安藤 智哉(今治)
45分+2 オウンゴール(北九州)
55分 上形 洋介(北九州)
58分 山田 貴文(今治)
79分 西村 恭史(北九州)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
お互い4-4-2のミラーゲームですね。
どのようにマークを外すか、噛み合わせをずらすかがポイントですね
2.4-4-2の急所を突く崩し、なぜを繰り返す
後半57分のシーン。高瀬のクロスを山田がダイレクトシュートで決める。
4-4-2の急所である逆サイドへボール移動。安藤に渡った時に、今治ボランチがボールを受けに入ったことにより、北九州のSHが今治SBにつくか、VOにつくか迷う。VOについたことにより、今治SBへボールが供給される。そうなると北九州SHが間に合わないので、北九州VOがアプローチに出る。それに合わせて、北九州SBも今治SHに対して狙いにいく。
そうなるとSBの背後があくのでそこに高瀬が狙う。
ボールサイドの北九州のCBはオフサイドを狙い、ラインを上げる。しかし、ボールより遠い方のCBはラインをあげれないため背後のカバーに入る。
それはなぜか。
SBのプレッシングがSHとVOが入れ替わり、プレッシャーになっていないため、ラインをあげれないと判断したことと。中川が背後を狙いラインを下げている。
なぜラインが下がったか。それはボールにプレッシャーがかかっていないため、ラインを上げてしまうと背後に蹴られてしまうため。
そして高瀬がなぜ簡単に前を向けてしまったのか。
それは、カバーで入ったことによりここで寄せてかわされてしまったらカバーがいない状態なってしまうリスクがあったため寄せれなかった。なので前を向かせても時間を作りたかったということだと思います。
そして山田のゴールが決まります。
なぜ、フリーでシュートが打てたのでしょうか。守備の人数は揃っていたのですが・・・
それは中川がSBとCBの間に立ちどちらがマークするか困るポジションを取ったということですね。
北九州SHからしても、人数がいるから大丈夫だろうという感じているのではないでしょうか。
なぜを繰り返していくと最初のビルドアップのところで、SHのポジションを困らせたところがポイントですね。
・スライドより速いパススピード
・ボランチかSBをマークするか迷わせる
・北九州ボランチのプレッシャーがかかりきらない
・今治FWはボールサイドと背後を狙う動きで困らせる
・北九州SBが前に狙いに出たので、空いた背後を高瀬が狙う
・北九州CBのラインコントロールがずれる
・中川がクロスのマークを困らせるポジションをとる
・山田がフリーになりゴール
相手の急所をついたいい攻撃でしたね
一方、ギラヴァンツの方もいい崩しから得点がありましたね。
3.ポケットからチョンです
後半54分のシーン。北九州の攻撃で右サイドから背後を狙う。こぼれ球を、4-4-2の急所である逆サイドにサイドチェンジ。
左SHが中に入り、左SBがボールを受け、駒野を引き出す。その背後のハーフスペースのペナルティエリアの中、つまりポケットのスペースが空く。ここを北九州SH中山が狙い、折り返しをブラインドインサイドで流し込む。
SBとCBの間のことをチャンネルというが、そこのスペースが空いたとき、SHが埋めるのか、ボランチが埋めるのか、CBがスライドして埋めるのかという5人目の原則がある。
今回はそのまま山田が埋めるという形になったが、サイドチェンジしたときにはすでに山田の背中を取っているので、おそらく対応は間に合わない。
ポケットを攻略し、チョンとゴールを決めるといういい攻撃でした。
まとめ
今回は
【なぜを繰り返すと見えてくる】
ということで見ていきました。
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 1-4-4-2のミラーゲーム
2.4-4-2の急所を突く崩し、なぜを繰り返す ⇒ 繰り返すと要因が見えてくる
3.ポケットからチョンです ⇒ 5人目の原則に先手を取る
スタッツからしてもシュート数を3倍放ち強さを見せた今治だったが、3/5という決定力で北九州が勝ち点3を持ち帰る。
得点経過を振り返り、なぜを繰り返すことで要因、本質、真因が見えてくる。
トヨタ式カイゼンでよく使われるフレーズだ。
次節、伊予決戦。ニンスタは埋まるのか。愛媛で最も熱い試合となる1日。
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