こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はFC今治 vs FC岐阜の試合をみていきたいと思います。
元日本代表が並ぶFC岐阜。見どころは多くある。この６ポイントゲームを制するためには何が必要なのだろうか。
今回は
【勝負の神様は２秒に宿る】
ということで見てみたいと思います。
入場者数 1917人
フォーメーション 1-4-4-2（今治）1-3-4-2-1（岐阜）
試合結果 FC今治 1-0 FC岐阜
シュート数 FC今治 6-8 FC岐阜
得点者
45分 中川 風希（今治）
１．噛み合わせ
まずは噛み合わせを見てみたい。
今治の1-4-4-2に対して、岐阜は1-3-4-2-1。堅守速攻及びサイド攻撃からのクロスを武器に戦う今治。一方、岐阜は今治の4-4-2のライン間に人を配置し、ボールが動くフォーメーション。そこから守備時には５バックとなり、ゴール前のバス停め。
では、お互いどのような攻撃を転じたのでしょうか。
２．5秒以内のスローイン
今回の今治のスローインからの崩しの得点でした。
・縦へのスローイン
・ロングスロー
・5秒以上かけるスローイン
これは、リバプールのスローインコーチがデータを集めたもの。これを元にリバプールはカイゼンし、スローイン後のボール保持率がリーグ18位から1位へと向上した。
今回の得点をみると、ボールアウトから2秒後にはクイックでスローインを行っている。フィリップが起点となり、山田がサポートし、中の中川がコントロールシュート。
一見、フィリップのターゲット、山田のテクニック、中川の個人技で完結するところだが、下口のクイックリスタートが肝と言ってもおかしくない。
さらにいうなら、ナイスボールパーソン！とピッチ外のホームの利？をうまく活用したのも１つだろう。
一方、岐阜の方はどうだったでしょうか。
３．勝負の神様の行方
フォーメーションの噛み合わせから、岐阜の方がボール保持率が高くなることが予想される。実際にみてみたいと思います。
全ての時間帯において岐阜が今治を上回っている。
トータルにおいても、今治が34.4%で岐阜が65.6%と岐阜の保持率は高い。
ただ、今治の献身的な守備と隙を作らせない意識で守備を固くする。勝負の神様を引き寄せる、まさに岡田オーナーのチームとも言える。
岐阜の決定機は、オフサイドになった、ワンタッチクロスのシーン
動画はこちら
そして、パワーがあったら得点になったであろうクロスからのヘディング
動画はこちら
まさに勝負の神様を引き寄せた試合であった。
まとめ
今回は
【勝負の神様は２秒に宿る】
ということで見ていきました。
内容は
１．噛み合わせ ⇒ 堅守か保持率か
２．5秒以内のスローイン ⇒ ２秒のスローインはボールパーソンと共に
３．勝負の神様の行方 ⇒ 献身的で隙を作らせない守備
今回は２秒のスローインで勝負が決まる。まさに細部に宿った試合となった。戦術、ゲームモデルとかあるが、岡田メソッドの本質は「細部」に宿る。
まだまだ、昇格までに手が届く場所。今後も見逃せない。
そして、9月10日は伊予決戦。スタジアムが埋まる！
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