今回はフットボール批評issue31から
毎回ながらとても参考になりますね。少し紹介します。
1.日本は野球のようなサッカー
ドイツサッカーをみている人からすれば日本のサッカーは野球的だという
日本のサッカーは守備を終えてから攻撃してシュートと、まるで野球のようなサッカーに見えます。裏と表があって守備をする時は相手が後ろでボールを回して待ってくれる。
攻撃と守備に別けるのではなく、ボールを奪う攻撃となるから、守備と攻撃がつながる。
2.徳島ヴォルティス流の成長コンセプト
J1復帰を果たした徳島ヴォルティス。その成長コンセプトとは
うまくいかない時も誰かのせいにせず、本当の意味で「矢印を自分に向けて」取り組み、「成長」してきた。矢印を自分に向ければそれは成長につながる。
うまく行く時は何を言わなくてもうまくいく。うまくいかないときにそれをどう活用するか。うまくいかないことを成長のきっかけにすることがコンセプト。
3.風間流基礎とは
セレッソ大阪の技術委員長に就任した風間八宏氏。世界一からの逆算した考えはとても参考になる
大切なのは、技術の基礎の部分で議論の余地を残さないことです。どっちでもいいというものは邪魔になる。言葉ならこれ以上砕けないところまで落とし込む
どこから逆算するかで行動が決まる。基礎の部分でも、蹴る面ではなく、点になる。これ以上砕けないということが具体的な行動につながる
おわりに
成長は右肩上がりではなく、螺旋状によくなる。ポゼッションがよくなれば、次にプレッシング。ビルドアップがよくなれば、ハイプレス、カウンター攻撃がよくなれば、ゲーゲンプレッシングというように、裏表を回りながら成長していく。
そのようなことを考えさせられる。うまくいかないことを利用し成長につなげることをポジティブにとらえチャレンジしていきたい。
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