こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はテゲバジャーロ宮崎 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。
今回は
【強固なブロックをいかにして剥がしたか】
ということでみていきたいと思います。
結論 中外を繰り返し、相手が困る動きの連動
入場者数 1670人
フォーメーション 1-4-4-2(宮崎)1-3-4-2-1(今治)
試合結果 テゲバジャーロ宮崎 1-1 FC今治
シュート数 テゲバジャーロ宮崎 8-14 FC今治
得点者
58分 市原 亮太(今治)
68分 南野 遥海(宮崎)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたい。
宮崎は松田監督、定石の1-4-4-2。そこに対しての今治は1-3-4-2-1でライン間を突き相手を困らせる作戦だろうか。
2.つながる動きでラインブレイク
後半56分今治の得点。一人多い状況でボールを動かしながらチャンスを伺う。中を狙いながら、外を使う。外を使って中をつかう。外、中を繰り返しながらチャンスを伺う。
・楠美がドリブルで仕掛ける
・サイドには安藤がいて宮崎サイドバックが気にしている
・市原がサイドチェンジが来そうなときにインナーラップ
・市原をみて中川がライン間に落ちる
・宮崎のセンターバックがマークを迷う
といった感じでしょうか。
3.ミスを誘う、プレス強度
後半67分、宮崎の同点ゴール。今治GKのコントロールミスを直接ゴールへ。
なぜ、ミスを誘うことができたのか。
それはダイレクトでは蹴らない、コントロールさせるくらいの距離を保ったプレスの強度。
強くプレスに行く方法もあるが、それだと、ワンタッチでクリアされてしまう。わざとコントロールさせ、そこを狙うという意図が伝わるようなプレス。
GKもインサイドだとコントロールを狙われてしまうかもしれないと、足裏でボールをコントロールしようとした。だが、ボールの軌道や芝生の状況から、それが裏目に出たシーンとなった。
まとめ
今回は
【強固なブロックをいかにして剥がしたか】
ということでみていきました。
結論 中外を繰り返し、相手が困る動きの連動
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 噛み合わない場所をどうするか
2.つながる動きでラインブレイク ⇒ 中外をつかい、背後、足元、サイドと相手を困らせる
3.ミスを誘う、プレス強度 ⇒ 意図的にコントロールさせ、ミスを誘発
ミスをしたのではなく、ミスを誘われたという言葉がそれぞれに当たるのではないだろうか。
つまり意図を持ってプレーし、相手から得点することができた。
サッカーはミスのスポーツだ。つまり、いかにミスを少なくするか、いかに相手にミスをさせるかというスポーツ。
今回は、動きによるものとタイミングや強さによるものでミスを誘発。プレーの意図を読み解くとサッカー観戦もさらに面白さを増す。
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