こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日は鹿児島ユナイテッドFC vs FC今治の試合をみていきたいと思います。
今回は
【サリーダ・ラボルピアーナ vs Box to Box】
ということでみていきたいと思います。
入場者数 5137人
フォーメーション 1-4-2-3-1(鹿児島)1-4-4-2(FC今治)
試合結果 鹿児島ユナイテッドFC 1-1 FC今治
シュート数 鹿児島ユナイテッドFC 5-19 FC今治
得点者
73分 三門 雄大(今治)
90+5分 オウンゴール(鹿児島)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたい。
鹿児島が1-4-2-3-1で今治が1-4-4-2ということで、2トップが縦関係か横関係かということになる。
2.サリーダ・ラボルピアーナ
鹿児島のビルドアップはどのようなものだったのでしょうか。
2センターバックに対して、今治の2トップ。数が噛み合ってしまうので、ボールを安全に前線に送れないとなったときは、中原が2センターバックの間い落ちて3バックとなる。
これをサリーダ・ラボルピアーナという。メキシコ代表監督だったリカルド・ラボルペの名からとったビルドアップ戦術。サリーダというのは出口という意味。
つまり、今治の2トップに対して、3vs2を作れるということになる。
この落ちたボランチに対しては今治はそのまま、三門がついていくというマンツーマンディフェンスを採用していた。
3.Box to Box
続いて、FC今治の得点シーンをみてみたいと思います。
守備から攻撃とピッチ状を縦横無尽に走り回る選手が三門。
守備は自陣のペナルティエリアまで戻り、バイタルエリアを消し、攻撃は相手のペナルティエリアまで侵入するという、ハードワーカー。
今回の得点も、相手のペナルティエリアに積極的に入り、数的優位を作り、得点している。
まさにペナルティエリアからペナルティエリアを走るということでBox to Boxの選手だ。
まとめ
今回は
【サリーダ・ラボルピアーナ vs Box to Box】
ということでみていきました。
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 2トップが縦関係か横関係
2.サリーダ・ラボルピアーナ ⇒ ボランチ落ちで3vs2をつくる
3.Box to Box ⇒ ペナルティエリアからペナルティエリアまでハードワークする
シュート数は今治が圧倒。シュート数もヴィニシウスが毎回のことながらチャンスがあれば、撃ちまくる。ただ、まだ得点がないので、決定率は0%という悲しい状況ではあるが、そのうち爆発してくれるだろう。
外側に開いたり、ライン間に落ちたりする中川に対して、積極的に会いたスペースへフリーランする三門の関係性は相手からしたら嫌なコンビネーションであろう。
残りワンプレーで悔しい結末となってしまったが、次節の琉球戦でしっかりと勝ち点3を期待したい。
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