こんにちは。石本です。
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本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はYSCC横浜 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。
今回は
【残り20分の策】
ということで見ていきたいと思います。
入場者数 1438人
フォーメーション 1-3-4-2-1(横浜)1-4-4-2(今治)
試合結果 YSCC横浜 2-1 FC今治
シュート数 YSCC横浜 9-11 FC今治
得点者
30分 山本 凌太郎(横浜)
40分 河辺 駿太郎(横浜)
75分 千葉 寛汰(今治)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせを見てみたいと思います。
・CBとFWのところでCBが数的優位となる
・中盤で横浜がインサイドハーフが相手が困る位置
・中盤で今治がサイドハーフが中に入った時相手が困る位置
・横浜は守備ブロック時5バックとなる
・横浜はボール保持時に今治のライン間に立ちボール保持に向いている
・今治は横浜ウイングバックをいかに引き出しが戻る前に攻撃するか
ボール回しを優位にする横浜の1-3-4-2-1に対して今治はどのように対策したのでしょうか。
2.サイドハーフの外切りプレス
今治が横浜3バックからウイングバックへの幅を使われるパスに対しての対策はどうしたのでしょうか。ウイングバックに出されると今治サイドバックが引き出され、サイドバックとCBの間のチャンネルを大きく開けることになります。
サイドバックを出して、CBがスライドしてスペースを埋めるということも実際は行っていましたが、もう一つの策としてサイドハーフが3バックに対して外切りを行い、ウイングバックにはパスをださせない策ですね。
狙いは中に出させて、ダブルボランチと逆のサイドハーフでボール奪取するもの。
意図的にボールを奪えていましたね。
2点を先制した横浜、逆に2点先制された今治はどのように対策をしたのでしょうか。
3.ラスト20分の策
点をとらなければならない状況になってしまいました。残り20分今治の策は3人替えからの強度アップでしたね
駒野、岡山、高瀬を3人入替え、岡山からの斜めのパスを千葉がコントロールシュートで1点返す。
アディショナル4分で今治パワープレー、フォーメーションを1-3-4-3に変更し安藤を前線に送る。
それに対する横浜はコーナーフラッグキープに入る。
今治としては是が非でも勝ち点3がほしいところ。
パワープレーを講じたが、花開かず・・・
残り5試合昇格争いのスリルを味わう
まとめ
今回は
【残り20分の策】
ということで見ていきました。
内容は
1.噛み合わせ ⇒ お互いのライン間の選手をどうするか
2.サイドハーフの外切りプレス ⇒ ウイングバックのパスコースを消す
3.ラスト20分の策 ⇒ 強度アップとパワープレー
最下位の横浜だったが、全く最下位と思わせない試合運びと強度、松井のアクセントがいいサッカーを作り上げる。
良いサッカーをやれていただけに得点がほしかった
と、選手から声が出ていた。
おそらくその強度がわかった上で隙を作らないように対策をしてビルドアップに対するハイプレスということで何度かシュート場面も創出した。
しかし、サッカーは中々点が入らないと、チャンスは相手に渡る時間もあるというもの。ミドルシュートが突き刺さり、さらにはカウンターからの崩しからの走り合いでフィニッシュの詰めが甘くなったところに隙ができる。
残り5試合の昇格争いはスリルを楽しめたチーム、どれだけヒーローとなりたいと思うチームが昇格を手にする。
そういうメンタリティーは野球の日ハムの新庄監督が得意でもある。
興味がある方はぜひ「スリルライフ」を読まれるものいい
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