こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はFC今治 vs ガイナーレ鳥取の試合をみていきたいと思います。
今回は
【サイドチェンジ&ローテーションプレー】
ということで見ていきたいと思います。
入場者数 2886人
フォーメーション 1-4-1-2-3(今治)1-4-4-2(鳥取)
試合結果 FC今治 3-0 ガイナーレ鳥取
シュート数 FC今治 12-13 ガイナーレ鳥取
得点者
1分 山田 貴文(今治)
5分 千葉 寛汰(今治)
61分 インディオ(今治)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
今治は1-4-1-2-3で鳥取は1-4-4-2ですね。噛み合わせると、図のように中盤で3対2の状況、CFとCBのところで1対2の状況になっています。
2.サイドチェンジをパススピードを高めて繰り返す
まずは前半1分の1点目を見てみたいと思います。
CBからウイングのインディオに強いパスでサイドチェンジ。それに合わせて、山田がインディオの背後に流れることでボランチを引き出す。
ボランチが引き出されるということは1ボランチになるということ。
その1ボランチが中に絞ると逆のインサイドハーフがフリーになる。もちろん逆サイドはフリーであることに間違いはない。
このサイドチェンジからのクロスから得点が生まれる
他にも同じようなシーンがあり再現性がありました。
3.ローテーションからワンタッチ背後
続いて5分の千葉の得点シーン。ここも同じように右サイドにボールが入ったタイミングで山田が抜け出します。山田に対してマンマークでボランチが対応しますが、ボランチのいたスペースに千葉がボールを受けに入ります。
CBが千葉に対してついてきたので、背後のスペースが空きました。そこにワンタッチで背後を取り、千葉がいたスペースには逆のインサイドハーフの三門が入ってきます。
そこに山田がクロス、中盤に落ちていた千葉が相手より早く攻め上がりレイオフ(岡田メソッドではデカラ)し、フィニッシュ。
素晴らしいローテーションからのゴールでしたね。
まとめ
今回は
【サイドチェンジ&ローテーションプレー】
ということで見ていきました。
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 1-4-1-2-3対1-4-4-2の急所は
2.サイドチェンジをパススピードを高めて繰り返す ⇒ パススピードで飛ばしパスから山田のローテーション
3.ローテーションからワンタッチ背後 ⇒ CBを釣り出し、背後をつかう
ローテーションで相手の4-4-2を拡散し、空いたスペースを使う。そしてレイオフ(デカラ)によってフィニッシュや人数をゴール前にかけることによってセカンドボールを拾う。
素晴らしいローテーションからの崩しでした。
記事を最後までご覧いただきありがとうございます。
ぜひ、Twitter、Facebook、フォロー、リツイート、いいねしていただけたら幸いです。
コメント