暑さを味方につけるHEATトレーニング 中村大輔

今回は
暑さを味方につけるHEATトレーニング 中村大輔
より学ぶ
 
10000冊チャレンジ 381冊目(今年126冊目)
 
先日、受講したJFAフィジカルC級のインストラクターの中村さんの著書ですね。

1.実践的な暑さ対策の4つ

①水分補給
②身体冷却
③暑熱順化
④コンディション把握
なぜ、暑くなるとパフォーマンスが低下するのかということを理解し、対策する。
それを理解できているチームはパフォーマンスを発揮できる。

2.暑熱順化はパフォーマンス向上ももたらす

順化トレーニングを開始すると時間の経過とともに
血漿量が増加
深部体温が低下
汗をたくさんかける
1週間ほどで適応する。慣れることで体が適応する。
効果的なトレーニングを行うことでより適応する。

3.牛乳が暑熱順化に効果的!?

血漿量をより効果的に増加させる方法はないか
具体的な方法は牛乳を摂取すること
順化トレーニングの後にミルクプロテイン(牛乳などの乳製品に含まれるタンパク質)を摂取すると、血漿量が増加したり、血中の水分保持に関係するタンパク質の量(アルブミン)が増加したりする
効果を意識して摂取するとより楽しくなる。

おわりに

暑さは適応したものが先手を打てる
暑さに左右されるのではなく、適応し、優位に立つことができる。
体温が上がりづらい状態を維持する
①コップに半分の水(脱水状態)
②コップに満杯の状態
この2つを40度の水に入れたら、どちらの温度が早く上がる? ?答えは明確
つまり人間の身体も同様で、脱水状態だと体温が上昇しやすい
要は知っているか、知らないか
一生懸命頑張る前にすでに戦いは始まっている。
その戦いに気づかせてあげるのも指導者の役目なのだろう。
すぐに実践できる内容が記載されており、「確かにー」とうなずきながら読みすすめた。
 
暑さを味方につけるHEATトレーニング 中村大輔

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