こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はFC今治 vs SC相模原の試合をみていきたいと思います。
今回は
【ミラーゲームの崩し方】
ということでみていきたいと思います。
入場者数 2257人
フォーメーション 1-4-4-2(今治)1-4-4-2(相模原)
試合結果 FC今治 vs SC相模原
得点者
8分 千葉 寛汰(今治)
17分 加藤 拓己(相模原)
36分 加藤 拓己(相模原)
67分 佐相 壱明(相模原)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
1-4-4-2同士のミラーゲームになっております。
どのようにずらすか、どのように攻撃、守備をするのか。
2.ボランチで数的優位を作って崩す
前半7分の今治の得点シーン。
ミラーゲームということは、1つ剥がすことができれば、先手を取れる状態になる。相模原のCBに対しては中川がピン止めして、動けないようにする。千葉がライン間に降りてくることと、近藤がライン間に入ってくることで、ボランチをピン止め。
山田に対してプレスにきたボランチに対して、楠美がよっていきサポートの原則で2v1を作りプレス回避。
そこから中川に背後のアクションに配球し、折り返しを千葉がチェックメイト。
ミラーゲームをうまくずらし、フィニッシュすることができました。
しかし、そこから3点ひっくり返す力を持つ相模原。その中でも、2得点目をみてみたいと思います。
3.相手を広げて中を通す
ボールを動かす原則は、背後や中を狙うこと。相手が中を閉めたなら、外が空いてくるから外を使う。逆サイドを使う。そうすることによって、スライドが間に合わければ、中が開く。
原則通りのボール回しから中へ縦パスが通され、加藤へシュートパスからフィニッシュ。
きれいなパス&コントロールからフィニッシュ
CBのボールの持ち方から、相手の逆をつくことと、前を向くコントロールはCBもうかつに飛び込めなかったと思います。
まとめ
今回は
【ミラーゲームの崩し方】
ということでみていきたいと思います。
内容は
1.噛み合わせ ⇒ ミラーゲーム
2.ボランチで数的優位を作って崩す ⇒ サポートの原則
3.相手を広げて中を通す ⇒ パス&コントロールの駆け引き
攻撃側はどこか1つ剥がすことができたら、その後数的優位になりやすく、フィニッシュまでいきやすい。
逆に守備はそれをさせないように、危険性の少ない場所を捨てることや、ハードワークにより、数滴劣位になることを防ぐ。合わせて、更にハードワークすることでプラス1の状況を作り、ボール奪取を試みる。
守備で誰かがさぼると、そこに隙ができ、穴埋めに苦しむ。1対1でやられてしまうと致命的なピンチになりかねない。
テクニックや認知力を上げることで、よりテンポを上げて数的優位をつくることが可能となる。
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