こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日はFC今治 vs カマタマーレ讃岐の試合をみていきたいと思います。
前回の予測はこんな感じでした。
讃岐はゼノムビッチ監督が就任後、調子を上げている様子。一方、今節の試合結果で最後の指揮をとることになったリュイス監督。
今回は
【体幹の強さをみせたバルデマール×讃岐流コーナーキック数的優位を活かす】
ということでみていきたいと思います。
入場者数 1267人
フォーメーション 1-4-4-2(今治) 1-3-3-2-2(讃岐)
試合結果 FC今治 1-1 カマタマーレ讃岐
1.讃岐の強固な5バック
讃岐のフォーメーションは1-3-3-2-2で、守備時にはサイドのウイングバックが3バックの両サイドに5レーンを埋めるように守備します。
5バック化することで、サイド攻撃やサイドチェンジに対してはスペースを埋めているので、簡単には崩せない状態になっています。
中盤の3人がハードワークしてボールサイドへスライドし、ボール奪取後、前線の2トップで一気にカウンターという攻撃へのポジティブトランジションというゲームモデル。
その強固な5バックに対して、今治はどのように攻撃したのでしょうか。
2.讃岐の5バックをどう崩すか
5レーンを埋める讃岐に対して今治はどのように攻撃したのでしょうか。
その5バックもボールサイドは人についていかずに、入ってくる選手に対してのゾーンディフェンスなのか、ボールサイドは受け渡し有のマンツーマンディフェンスなのか。
ゾーンであれば、人数をかけることや5バックと中盤の3人の守備ライン間に立ち、相手の変化に応じて空いたスペースを使うことで崩していくことが可能かもしれません。
逆にボールサイドが受け渡しありのマンツ―マンできたら、背後へのアクションやポジションの入れ替わり、ワンツーなどでうまくタイミングをずらすことができれば崩せるかもしれません。
今回は、ボールサイドは受け渡しありのマンツーマンできていたように見えました。
得点シーンでは、玉城がボールを駒野に出し、背後へアクション。さらに駒野が玉城に再度出して、背後へアクションして、崩そうとしましたが、タイトにマークをつかれていました。
岡山がボールサイドによってきて、ボールを受けて、相手の中盤の選手を引き出します。そこで楠美にボールを下げ、一気にバルデマールへのロングフィード。
このフィードがGKの処理が難しいとされる「ターゲットエリア」へ
ターゲットエリアについては別の記事で書いてますので確認してみてください。
バルデマールとGKがコンタクトし、GKがはじきますが、中盤は引き出されていたため、バイタルエリアが空いていましたね。
GKが前へ出るのであれば、守備者が相手攻撃者をブロックしてGKをプロテクトするのですが、ボールがいいボールでしたね。
そして、バルデマールのブレない体幹。1トップをこなすにはあのブレない体幹を身につけることは必須。ぜひ、見習いたいと思います。
上原がボールを拾い、シュートパス。それをバルデマールがアウトサイドでフリックシュートでチェックメイト。
ここでのポイントは
・サイドでで背後へのアクションや、岡山がボールによることにより相手の中盤を引き出す
・バイタルエリアが空く
・バルデマールとGKがコンタクトするがバルデマールの体幹はブレなかった
・こぼれ球を上原がシュートパス
・バルデマールがアウトサイドフリックでチェックメイト
体幹は久保建英選手など少年の頃からの取り組みで怪我防止にもつながりますね。
木場トレーナーの眠れなくなるほど面白い体幹の話で学んでチューブやウォーターバックで強化ですね。
バルデマールの得点で1-0となりましたが、讃岐もコーナーキックから得点を取り返します。
3.数的優位を活かした讃岐流コーナーキック
次は讃岐の得点です。
コーナーキックを蹴るところに2人位置してました。この狙いはなんだったのでしょうか。
・1人出てきた場合も2対1でショートコーナーもできる
・2人出てきた場合は中の人数を2人引き出すことができる。
今回は今治はゴール前に2人のゾーンディフェンスの守備者を置き、後はマンツーマン。コーナーのキッカーに対しては島村が1人で対応。ショートコーナーをやられた場合はペナ外にいる岡山が対応していました。
しかし、失点の場面はショートコーナーをせず、中へ放り込み。流れたボールを折り返したところに、コーナーでキッカーをしていた左利きの薩川がフリーでシュート。
島村が1人で2人をマークするようになっており、対応が遅れたシーンです。
まとめ
今回は
【体幹の強さをみせたバルデマール×讃岐流コーナーキック数的優位を活かす】
ということでみていきました。
内容は
1.讃岐の強固な5バック → ウイングバックが下がり5バックへ
2.讃岐の5バックをどう崩すか → 中盤を引き出し、バルデマールのフィジカルを活かす
3.数的優位を活かした讃岐流コーナーキック → キッカーがそのまま中に入り、フリーでシュート
今回で指揮をとるのが最後となったリュイス監督。多くのサポーターの声からも好きな監督だったので残念と口にしたり、SNSで見かけたりと、サポーターの心をがっちりとつかんでいたのではないかと思います。今後の活躍に期待したいと思います。
さて、次の試合は天皇杯。愛媛FCとの公式戦ですね。フェスティバルではありません。どのような戦い方をみれるのかが楽しみですね。
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次節、勝手に予測
今治としては橋川代行監督のサッカーがどのようなサッカーになるかは天皇背後になるが、八戸とは相性がいいのではないかと思います。3-4-2-1でポゼショナルなサッカーを志向する八戸に対して、ワンタッチの崩しや、球際の強さ、ドリブルなど今治の持ち味を出せるのではないかと予測します。守備対応がボールウォッチャーやライン間ケアを怠ると、ピンチをまねくような試合になるのではと予測します。
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