こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は愛媛FC vs 京都サンガF.C.の試合をみていきたいと思います。
琉球での勝利、磐田での勝ち点1、よくなっている感じがするが、上位陣との対決は続く。一方、京都の方はJ2にはVARがないことから悔しい想いをしたが、勝利でモヤモヤを払拭したいところ。今回の見所は、GKのファインセーブが目立った試合となった。
今回は
【岡本昌弘と清水圭介に学ぶGKテクニック】
といういうことでみていきたいと思います。
入場者数 3369人
フォーメーション 1-3-4-2-1(愛媛)1-4-1-2-3(京都)
試合結果 愛媛FC 0-1 京都サンガF.C.
得点者
3分 ピーター ウタカ(京都)
1.清水のいつでもどこでも対応するための基本姿勢
清水圭介は以前自分と共にFC今治のコーチをしてたGKコーチの清水秀平の弟ですね。
前半14分のシーン。唐山からボールを受けた榎本がドリブルで仕掛けてきます。その時にはまず、常にボールと全体が見えるようにバックステップでゴールマウスに下がります。下がりながら1度ニアポストをみて、自分のゴールの位置を確認。榎本に対してバイスが対応し、中を切っているので、バイスとの連携でゴールの中心ではなくややニアよりにポジショニング。シュートを打たれても正面キャッチできるポジション。
次に榎本は縦突破し、中に折り返しますが、その折り返す前に清水は中の状況を確認するために首をふります。どこにパスが出そうか。そしてそこのマーク状況はどうか。それに対してどのようなシュートがきそうかを一瞬でイメージします。
中にボールが移動すれば、後は、基本姿勢(いつでも、どこでも対応できる姿勢)でかまえる。ボールを注視し、体を残し、ゴールを守る。
最後は、味方の股の間からきたシュートを足でディフレクティング。とても素晴らしいですね。
・適切な移動(今回はバックステップ)
・ポストをみてゴールの位置を確認
・DFとの連携(ファーを切りニアに追い込む)
・首を振って、中の相手と味方の位置を確認
・基本姿勢(いつでも、どこでも対応できる姿勢)をつくる
・体を残し、ゴールを守る。(今回は足でディフレクティング)
続いて37分のシーンも、バックステップから基本姿勢。今回は、弾かずにアンダーハンドキャッチ。茂木の持ち出しから、内田へ配球し、シンプルに差し込みクロスですが、こぼれ球を川村が放ったシュート。素晴らしい崩しでしたが、GK清水も素晴らしかったですね。
47分の内田のシュートも正面から少しずれたところに足を運んで正面のアンダーハンドキャッチで対応。キャッチ後、すぐにカウンターにいけるように前にスプリントし、ディストリビューション(配球)の準備
2.岡本の弾く技術、パンチング、ディフレクテイング
前半45分の京都のコーナーキック。ゴールエリアの中には相手がいない状況。少し前目にポジションをとる岡本。
キックに対してすぐに落下地点を見極め、両腕のパンチング。リバウンドを防ぐため、ペナルティエリア外に大きくクリア。
クリアした後はすぐさまバックステップでポジションを取り、逆サイドのマークの確認を指示。プレー前、プレー中、プレー後の適切な対応をみれる。
61分の京都の浮き球のシーン。中のクロスの対応の指示をした後、ボールの落下地点を見極め、バックステップで下がりながらのジャンプからディフレクテイング。前に弾くとリバウンドを作ってしまうため、少し方向を変え、バーの上にそらせてコーナーへ。
83分のディフレクティングのシーン。京都のヘディングシュートをキャッチは難しいと瞬時に判断し、ディフレクティングに変更。弾いた後は、すぐに次のプレーに対しての準備する。
・プレーする前のポジショニング、状況確認、味方への指示
・プレー中、落下地点の見極め、つかむか弾くかの判断、どこへ弾くか
・プレー後、適切なポジショニングへの移動、カウンターに向けた準備、配球
3.ローリングダウンからディストリビューション(配球)まで
続いて51分のシーン。京都のミドルシュートに対して、岡本のローリングダウンキャッチ。
ローリングダウンとは直接倒れずに地面に近い部位から順番に倒れること。
足⇒膝⇒腰⇒肩と順番に直接倒れない様に倒れることで痛くない。
両手をボールの形にし、リバウンドをつくらず、一回でキャッチ。すぐに起き上がり、ディストリビューションへの準備。
・基本姿勢(いつでもどこでも対応できる
・地面に下から順番に着地
・1回でつかむ
・キャッチ後、ディストリビューション(配球)の準備
まとめ
今回は
【岡本昌弘と清水圭介に学ぶGKテクニック】
といういうことでみていきました。
内容は
1.清水のいつでもどこでも対応するための基本姿勢 ⇒ 最後は体のどこにあててでも入れさせない
2.岡本の弾く技術、パンチング、ディフレクテイング ⇒ つかむ、はじくの判断
3.ローリングダウンからディストリビューション(配球)まで ⇒ 痛くない倒れ方、1回でキャッチ
シュート数は愛媛11本、京都7本と愛媛が上位チームを上回る展開となった。両チームともGKの活躍により複数得点とはならなかった。失点を防ぐための細かな準備が重要だということがわかる。
プレー前、プレー中、プレー後とループさせ、常にいつ、何を、どのようにというように適切な対応している。
コーチングは映像からは拾えるところと拾えないところもあるが、GKにおいては重要なポイントでもある。
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