2024 J3 第2節 ツエーゲン金沢 vs FC今治 【ポケットラン&パウサ】

戦術

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本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・サッカーGKL3・フットサルGKC
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日はツエーゲン金沢 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。

入場者数 3352人

フォーメーション 1-4-1-2-3(金沢)1-4-4-2(今治)

試合結果 ツエーゲン金沢 1-3 FC今治

シュート数 ツエーゲン金沢 5-8 FC今治

得点者
5分 マルクス ヴィニシウス(今治)
22分 オウンゴール(今治)
45分+1分 阪野 豊史(今治)
74分 杉浦 恭平(金沢)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみます。

今治CBと金沢1トップのところと、中盤のところが数的不均衡ですね。金沢がうまくボールを回すことができれば、優位性がでますが、今治の強度の高いプレッシングが勝れば、今治ペースになりますね。

2.スローインからのポケットラン

前半20分の金沢のスローイン。決定的なチャンスになったのが、インサイドハーフのポケットランからのクロス。慌てて、CBがカバーに行くが、間に合わず折り返しからフィニッシュへ。1トップと左ウイングがDFラインをピン止めしているため、対応に遅れてしまった。

動画はこちら

3.パウサ&ポケットラン

ヴィニシウスのビハインドで相手を交わした後、山田がポケットランで背後にスプリント。すぐに出してしまうと対応されてしまうため、オフサイドラインをこえるくらいまでパウサ(ため)で時間を作り、追いつけない状況を作る。

カバーにいったDFが間に合わず、中を守りに行ったところの足にあたりオウンゴールという流れ。

動画はこちら

終わりに

ヴィニシウスの圧倒的な球際の強さとテクニック。そして、パウサという個人戦術を駆使して今回も主役となる。

阪野のターンシュートからゴールも生まれ、連勝を飾った。次節は好調ゴン中山率いる沼津。リーグ戦は無失点で勝利し、ルヴァンは仙台を破るという戦いぶりをみせている。非常に楽しみな1戦だ。

【公式】ハイライト:ツエーゲン金沢vsFC今治 明治安田J3リーグ 第2節 2024/3/3

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