2024 J2 第6節 レノファ山口 vs 愛媛FC 【ロングボールの質、ヘディングの質】

戦術

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指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日はレノファ山口 vs 愛媛FCの試合をみていきたいと思います。

入場者数 3244人

フォーメーション 1-4-4-2(山口)1-4-4-2(愛媛)

試合結果 レノファ山口 1-1 愛媛FC

シュート数 レノファ山口 18-11 愛媛FC

得点者
39分 パク ゴヌ(愛媛)
90分 平瀬 大(山口)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたい。

お互い1-4-4-2で、ミラーゲームとなる。

ポイントは
・切り替え
・球際
・ハードワーク
・可変システム
・ロングボール
・セットプレー

という感じでしょうか。

2.ピッチコンディションを考慮したセカンドボール狙い

前半38分愛媛のゴールシーン。ピッチが、水含みの状態であり、ボールが止まってしまうこともあり、シンプルに前線への配球とセカンドボール狙い。

いわゆる練習で行うポストシュートのような形になり、パクが豪快なミドルシュートを決める。

動画はこちら

ここでのポイントは、闇雲に前のスペースに蹴るのではなく、あくまでもFWなどのターゲットに対してつなぐ意識で蹴ること。その精度によって、守備対応も難しくなり、セカンドボールも拾いやすくなる。もちろん、背後をとれたなら、背後のスペースに置きに行くようなパス精度が必要である。

3.パワープレーの鉄則はバイタル狙い

後半残り僅か、パワープレーに出るレノファ。ファーへ蹴り込み、折り返しをバイタルに落とし、そこでフィニッシュを狙う。

ポイントはDFラインや隙間にボールを落とすこと。先に触ればゴールが見えてくる

動画はこちら

終わりに

ロングボールから得点し、ロングボールから失点する。今回の主役は「ロングボール」ということになった。そのロングボールにおいても、「蹴る」のではなく、「つなぐ」という意識。

ロングボールの質やヘディングの質もカテゴリーが上がればまた質が上がってくる。

相手が前からプレッシングに来れば、当然、相手の背後へのロングボールでのつなぎは重要になる。そういう対策の対策を持つことが勝率を上げるのだろう。

【DAZNハイライト】2024.3.24 明治安田J2 レノファ山口FC vs 愛媛FC

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