こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・サッカーGKL3・フットサルGKC
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はザスパ群馬 vs 愛媛FCの試合をみていきたいと思います。
入場者数 2434人
フォーメーション 1-4-4-2(群馬)1-4-2-3-1(愛媛)
試合結果 ザスパ群馬 0-1 愛媛FC
シュート数 ザスパ群馬 8-18 愛媛FC
得点者
17分 深澤 佑太(愛媛)
1.噛み合わせ
フォーメーションの嚙み合わせは次の通りです。
2トップが縦関係か横関係で基本はミラーゲームとなりますね。
2.ポケットラン&ダイアゴナル
前半16分愛媛の得点をみていきたいと思います。
サイドの山口に渡り、茂木がポケットめがけて、ポケットランをしますが、相手もそれには対応します。そこは使わず、中にフリーになった石浦にパスを配球し、フラーっと中からポケットにめがけてダイアゴナルでポケットランした谷口がフリーに。
そこに対して、パスを配球し、中のライン間で待つ窪田へパス。コントロールシュートから、跳ね返りを再度押し込みチェックメイト。
ポケットランして空いたスペースを石浦が使う。
再度ポケットが空いたところを谷本が使う。
2度ポケットを狙う。
一方、ゴール前の強固なブロックのイメージがある群馬ですが、ビルドアップも構築されていました。
3.群馬の可変システムからのビルドアップ
群馬のビルドアップをみてみたいと思います。
右サイドバックの大畑がボランチの位置ではなく、ハーフバイタルまで上がり、フォーメーションを1-3-4-2-1へ可変させていました。これにより、3バック化されており、対人に強い佐藤を活かし、背後やライン間を大畑が狙うという意図がみられましたね。
・SBの大畑がハーフバイタルまで偽SBとして上がる。
・残りの3枚のDFが中央にずれて、3バック化
・両SHをウイングにして、勝負を仕掛ける
・ボランチは動かないのでバランスは崩れにくい。
これに愛媛はハードワークし、時には松田がDFラインまで下がって対応している場面もありましたね。これは、SHが3バックに対して、プレスにかけた場合トップ下が、ライン間にいる群馬の選手をマークするという秩序からだと思われます。
終わりに
現在19位に位置する群馬だが、このままこの位置にいるのか、それとも浮上してくるのか、追いかけてみたいと思います。
そして、勝点3がほしかった愛媛としてはホッとしているところだが、下平監督率いる長崎をホームで勝利し、さらに勢いを増したい。ハードワーク、球際、切り替えをベースにフィニッシュ力、ポケット攻略が見ものですね。
サポートよろしくお願いします!
コメント