2024.6.8 J2 第19節 愛媛FC vs 水戸ホーリーホック 【コラプシングがチームを勝利に導く】

戦術

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本記事の執筆者
選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルA級・サッカーGKL3・フットサルGKC
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日は愛媛FC vs 水戸ホーリーホックの試合をみていきたいと思います。

入場者数 3286人

フォーメーション 1-4-2-3-1(愛媛)1-4-4-2(水戸)

試合結果 愛媛FC 1-0 水戸ホーリーホック

シュート数 愛媛FC 5-14 水戸ホーリーホック

得点者
16分 谷本 駿介(愛媛)

1.全部いく守備と必ずつぶすCB

愛媛の守備は前から全部行く守備。前から行くメリットしたら、ボールを奪う位置が相手ゴールに近いということだろう。

逆にデメリットはCBとMFのライン間のスペースがぽっかり空いてしまうことだろう。しかし、愛媛はここを谷本深澤の運動量で、挟み込み(プレスバック)が肝となる。

前半15分の愛媛の得点シーンも水戸ゴールキックをCBがつぶし、ボランチの挟み込みでボールを奪い、さらに谷本の攻め上がりから得点につなげる。

動画はこちら

2.コラプシング徳重

シュート数は愛媛が5と水戸が14という数字。今回はまさに愛媛の徳重の日でもあった。

GKを含むビルドアップが愛媛の特徴であるが、辻の方がパス&サポートには効果的だという印象だったが、徳重もかなり、精度を上げている。

そして、失点を防いだ徳重にビックセーブが頻繁に起こる。

そのテクニックの一つである「コラプシング」という技術。

コラプシングとは
身体を素早く横に倒す動作のことを言います。 足を払って身体を素早く倒す。 それがコラプシングです。

この技術で頻繁にピンチを防ぐ

動画はこちら

3.ノンストップフットボール

愛媛の目指すノンストップフットボール。シームレスで攻守の切れ目がない状態である。

とくにインターセプトからパスを繋げるのはまさにノンストップフットボール。

石丸監督の口からよく聞ける「アグレッシブ」という言葉もノンストップフットボールにつながっているのだろう。

終わりに

7試合ぶりの勝利。やっていることは変わらない。前半戦最後のJ2の試合。J2の舞台での慣れ、勝ち方、戦い方を身につけた感じでしたね。

細部へのこだわり、そして、GK徳重のコラプシングに何度も助けられた試合でもあった。

【DAZNハイライト】2024.6.8 明治安田J2 愛媛FC vs 水戸ホーリーホック

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