こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はFC大阪 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。
今回は
【捨て石となるのか、それともならないのか】
ということでみてみたいと思います。
結論 相手をみてプレーを選択する
入場者数 1980人
フォーメーション 1-4-4-2(大阪)1-4-4-2(今治)
試合結果 FC大阪 3-1 FC今治
シュート数 FC大阪 9-16 FC今治
得点者
27分 三門 雄大(今治)
45分+1 久保 吏久斗(大阪)
59分 島田 拓海(大阪)
82分 利根 瑠偉(大阪)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
どちらも1-4-4-2ということで、ミラーゲームとなりますね。
2.クロスの入り方
前半26分今治の得点シーンをみてみたいと思います。
今治のFKをGKのセランテスからヴィニシウスへ。大阪DFは競り合いを選択ではなく、カバーの選択を選ぶ。それによりフリーで高瀬に配球し、再度ヴィニシウスへ落とす。ヴィニシウスから右サイドの安藤へ。サイドレーンを安藤が使うので、サイドバックの下口はハーフスペースでインナーラップもしくはサポートを選択。
サイド突破からクロスを狙う安藤に対して、大阪CBは守備の原則通り、ボールのラインの高さまで下がる。それに対して、高瀬はニアに捨て石になるのではなく、DFのライン間でストップしボールを受けることを選択。
それにより、フィニッシュまで持ち込むことができた。GK永井によってセーブされたが、そこにまっていたのはインナーラップした下口。そこに対応したCBの股を狙い、フリーの三門へ。
今回の得点にはいろいろな要素があるが、相手をみて、ポジショニングやプレーを選択できたことが得点につながった。
3.疑似カウンター&セットプレー2発
FC大阪の得点シーン
1点目はバックパスに対して、今治のプレッシングを利用し、4-4-2急所である今治ボランチとCBのライン間のスペースに配球。そこで球際を競り勝ち、一気にカウンターへ。
相手のプレッシングを利用するカウンターは疑似カウンターと言われ、非常に効果的。
2点目はロングスローからのこぼれをターンシュート。ここをターンできたことが得点につながった。
3点目はコーナーキックからのこぼれ球をダイレクトミドルシュート。おさえのきいたゴラッソなシュートでしたね。
決定力が9本中3本ということで、勝ち上がるためには決定力は必須ですね。
まとめ
今回は
【捨て石となるのか、それともならないのか】
ということでみていきました。
結論 相手をみてプレーを選択する
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 1-4-4-2のミラーゲーム
2.クロスの入り方 ⇒ 相手をみてプレーを選択
3.疑似カウンター&セットプレー2発 ⇒ 決定力が9本中3本
得点に至るまでにはいろいろとミスが起こる。逆にいえば、隙きをつくことで得点をとることができる。
ニアで捨て石になれと言われるが、相手が最初から下がっているのであれば、捨て石にならない。
つまり、相手をみてプレーするということですね。それをあのスピードの中で行うから、また難しいものですね。
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