こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はFC今治 vs 奈良クラブの試合をみていきたいと思います。
今回は
【なぜ、その得点は生まれたのか】
ということでみてみたいと思います。
結論 巻き戻してみると、ボタンの掛け違いが見つかる
入場者数 4578人
フォーメーション 1-4-4-2(今治)1-4-1-2-3(奈良)
試合結果 FC今治 1-1 奈良クラブ
シュート数 FC今治 12-9 奈良クラブ
得点者
37分 照山 颯人(今治)
65分 嫁阪 翔太(奈良)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
今治が1-4-4-2で、奈良が1-4-1-2-3ということで、中盤では奈良が、最終ラインでは今治に優位性がありますね。
2.サイドバックからサイドバックのクロスからとったコーナーキック
前半35分のシーン。今治は基本的にはサイドバックがオーバーラップすると、逆サイドのサイドバックがフィニッシャーとして参加します。
そうすることにより、プラス1のフリーマンを作ることができ、得点機会を増やすことができますし、セカンドボールを拾うことができます。
得点はコーナーキックから生まれましたが、相手にシュートがあたり軌道が変わり得点となりました。
3.相手のプレスを利用した斜めの攻撃
後半64分の奈良の攻撃をみてみたいと思います。
なぜ、あっさりサイドで数的優位ができたのか、フリーでクロスが上げられて得点となったのか。
得点の流れから巻き戻し、見てみると、奈良に対して、今治の近藤が2度追い、3度追いし、プレッシングに貢献しています。
ただ、プレッシングしたことで、ヴィニシウスとポジションチェンジとなり、奈良の右サイドがフリーとなってしまったところを奈良の鈴木が見逃さずロングフィードを狙い、サイドで数的優位をつくるという未来が見えたのではと思われます。
結果的にクロスの対応もファーサイドでは、数的不利となっており、嫁阪にフリーで決められるということになってしまいましたね。
まとめ
今回は
【なぜ、その得点は生まれたのか】
ということでみてみたいと思います。
結論 巻き戻してみると、ボタンの掛け違いが見つかる
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 中盤と最終ラインで数的不均衡が生まれる
2.サイドバックからサイドバックのクロスからとったコーナーキック ⇒ プラス1戦略
3.相手のプレスを利用した斜めの攻撃 ⇒ 相手の隙きを見逃さず使う
なぜ、そんな簡単に得点が入ってしまうのかと巻き戻して見てみると、なるほど、そういうところに原因があったんだということが見つかる。
クロスからコーナーをとったり、フリーでクロスを決めたりと不思議だと思ったことも見直してみると、チームのゲームモデルが関係していたり、相手の隙きを見逃さなかったりと見えないものがどんどん出て着る
今治としては悔しい勝ち点1となったが、次節はしっかりと勝ち点3をもぎとり、勝利を狙いたい。
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