こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はギラヴァンツ北九州 vs FC今治の試合をみていきたいと思います。
今回は
【虎の子の1点は事故なのか】
ということでみてみたいと思います。
結論 事故は起こるべくして起きた
入場者数 3888人
フォーメーション 1-4-2-3-1(北九州)1-4-4-2(今治)
試合結果 ギラヴァンツ北九州 0-1 FC今治
シュート数 ギラヴァンツ北九州 6-11 FC今治
得点者
90分 下口 稚葉(今治)
1.噛み合わせ
2トップが縦関係と横関係ということで、基本はミラーゲームとなる
2.事故を防げるようにしたい
この試合の北九州の田坂監督の試合後のコメントを拾ってみる
【田坂監督コメント】
結果的には悔しい負けですけど、どっちに転んでもおかしくないゲームでした。終わった後にサポーターが応援してくれていて、それを次のゲームに生かさなければいけないなと思います。今シーズンの失点場面は事故のようなものが多くて、不意なところでやられてしまいました。今日も自分達がクリアしたボールを相手に決められてしまい、ちょっとアンラッキーでしたが、そういうところを含めるとまだまだゲームマネジメントのところでちょっと悪さが出ていると思っています。前回の試合の最後の失点であったり、今日最後の最後の時間帯でどうしても守り切れないとか、逆に点を取りに行くシフトでなかなか前に行けなかったので、その点は誰がということではなくてチームとして改善していきたいと思います。もちろんサッカーというのは90分間に良い時間もあれば苦しい時間もあって、良い時間で点を取りきるというところも考えないといけないし、最後の際のところで守り切るというところがチーム力だと思うので、そういったところもトレーニングから積んでいきたいと思います。
攻撃的な北九州のサッカーに鉄壁な守備と攻守の切り替えをハードワークするサッカー。
そして、ボトムアップ理論を身につけ、選手自らが主体的に動くサッカーとなるように構築していく。
【就任会見】
今回の結果は事故のようなもの。事故が起きないようにトレーニングしたいと締めくくった
一方、今治はどうだったでしょうか。
3.事故を起こさす
後半89分、今治のゴールシーン。スローインからの再開。高瀬に配球されたスローインをヘディングでドゥドゥに反らし、再度スプリントして、ワンツーパスが成立する。
そこから中に折り返すが、中に入ってきたのは、途中交代で入った、サイドバックの下口。少し落下地点を見誤った乾がヘディングをミートできず、そのボールを入ってきた下口がヘディングで決める。
事故のような得点といえば得点。
攻撃的なサッカーをしながらも守備のスパイスを注ぎ込んだ田坂監督。ゴール前にバスをおくカテナチオに事故を起こさせたのは途中交代で入った、FWの高瀬とサイドバックの下口。
サイドバックがゴール前まで上がってくるということは、そこに対応するのはサイドハーフの選手。まさに事故が起こりそうなシチュエーションその①。
FWの高瀬がサイドに流れることで対応するのはCB。
CBがサイドに流れるということは、中でボールを競るのはサイドバックの乾。
まさに事故が起こりそうなシチュエーションその②
そして、その③はクロスに対して中央に飛び込んだのが新井。その新井が気になって、乾がボールと新井の同一視が難しくなる。
ゆえに、ヘディングをかぶってしまうという事故が起きた。
事故のような得点は、事故を起こさせたことによって生まれた。
まとめ
今回は
【虎の子の1点は事故なのか】
ということでみていきました。
結論 事故は起こるべくして起きた
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 2トップが縦関係と横関係
2.事故を防げるようにしたい ⇒ 攻撃的な守備の構築
3.事故を起こさす ⇒ 交代の高瀬と下口がカテナチオを崩す
貴重な虎の子の1点は交代選手によって生まれた。事故が起きてしまったと田坂監督。事故を起こさせたFC今治。
ギリギリで勝点をとる試合が多いが頂上が見えてきた。
次節も奈良クラブにきっちり勝利し、頂上を目指す。
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