2023 J3 第15節 愛媛FC vs SC相模原 【愛媛ビルドアップの特徴】

戦術

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ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日は愛媛FC vs SC相模原の試合をみていきたいと思います。

今回は
【愛媛ビルドアップの特徴】
ということでみていきたいと思います。

結論 GKとボランチの3バック化とSBのアシンメトリー

入場者数 2584人

フォーメーション 1-4-4-2(愛媛)1-4-2-3-1(相模原)

試合結果 愛媛FC 2-1 SC相模原

シュート数 愛媛FC 9-10 SC相模原

得点者
26分 ベン ダンカン(愛媛)
32分 矢田 旭(愛媛)
46分 若林 龍(相模原)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたいと思います。

愛媛はベンと松田の2トップで1-4-4-2、相模原は1-4-2-3-1というフォーメーションで、2トップが縦関係か横関係か

2.愛媛のGKとボランチを使ったビルドアップ

愛媛の1点目の得点までの流れはGKとボランチを使った愛媛らしいビルドアップからの崩しでしたね。CBの中に落ちる3バック化とCBとSBの間に落ちる3バック化で相手を撹乱させ、最終的には左CBの左足で斜めの縦パスを差し込むという得意技が炸裂。

松田のクイックシュートとベンのリバウンド狙いはさすが強力なFWという感じですね。

動画はこちら

3.ボランチで競ることでチャレカバを狂わせる

相模原の後半キックオフの得点をみてみたいと思います。通常、ボールを競る人をチャレンジといい、その周辺の人で背後のカバーをします。

しかし、あっさりと背後を取られ、シュートを打たれ、跳ね返りを決められてしまいます。

なぜ、チャレンジ&カバーが遅れてしまったのか。

結論を言えば
①ボールを競る人がボランチと相模原FW189センチの松澤
②CBが出るべきか、カバーすべきか迷う
③そのCBの背後を使われてしまう

松澤に対してはCBが競りにいきたかったが、ボールはボランチのところへ。躊躇したDFラインは一気に藤沼に置いていかれる。

動画はこちら

まとめ

今回は
【愛媛ビルドアップの特徴】
ということでみていきました。

結論 GKとボランチの3バック化とSBのアシンメトリー

内容は
1.噛み合わせ
2.愛媛のGKとボランチを使ったビルドアップ
3.ボランチで競ることでチャレカバを狂わせる

得点シーンだけみると分からないが、ダゾーンでその前の現象をみてみるとよく分かる。なぜ、相手が困っているのか。

ボランチの出入りすることにより、ボールとマークの同一視が困難になり、システムを可変させることで、マーク交換となり、ボールとマークを同一視することが困難になる。

その前の現象をみるのはDAZNで視聴するのいいだろう

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【DAZNハイライト】2023.6.24 明治安田J3 愛媛FC vs SC相模原

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