こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日は愛媛FC vs SC相模原の試合をみていきたいと思います。
今回は
【愛媛ビルドアップの特徴】
ということでみていきたいと思います。
結論 GKとボランチの3バック化とSBのアシンメトリー
入場者数 2584人
フォーメーション 1-4-4-2(愛媛)1-4-2-3-1(相模原)
試合結果 愛媛FC 2-1 SC相模原
シュート数 愛媛FC 9-10 SC相模原
得点者
26分 ベン ダンカン(愛媛)
32分 矢田 旭(愛媛)
46分 若林 龍(相模原)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
愛媛はベンと松田の2トップで1-4-4-2、相模原は1-4-2-3-1というフォーメーションで、2トップが縦関係か横関係か
2.愛媛のGKとボランチを使ったビルドアップ
愛媛の1点目の得点までの流れはGKとボランチを使った愛媛らしいビルドアップからの崩しでしたね。CBの中に落ちる3バック化とCBとSBの間に落ちる3バック化で相手を撹乱させ、最終的には左CBの左足で斜めの縦パスを差し込むという得意技が炸裂。
愛媛✖相模原
— 石本信親@ishimoto nobuchikaサッカー・フットサル指導者、シニアサッカー競技者 (@ishi6262) June 29, 2023
得点前の崩し
GKとボランチを使うビルドアップから
左足CBの縦パスで前進
両SBはインナーラップとサイドレーンの高い位置で
アシンメトリーな配置で相手を困らせる pic.twitter.com/IaGtXEanYL
松田のクイックシュートとベンのリバウンド狙いはさすが強力なFWという感じですね。
3.ボランチで競ることでチャレカバを狂わせる
相模原の後半キックオフの得点をみてみたいと思います。通常、ボールを競る人をチャレンジといい、その周辺の人で背後のカバーをします。
しかし、あっさりと背後を取られ、シュートを打たれ、跳ね返りを決められてしまいます。
なぜ、チャレンジ&カバーが遅れてしまったのか。
①ボールを競る人がボランチと相模原FW189センチの松澤
②CBが出るべきか、カバーすべきか迷う
③そのCBの背後を使われてしまう
松澤に対してはCBが競りにいきたかったが、ボールはボランチのところへ。躊躇したDFラインは一気に藤沼に置いていかれる。
まとめ
今回は
【愛媛ビルドアップの特徴】
ということでみていきました。
結論 GKとボランチの3バック化とSBのアシンメトリー
内容は
1.噛み合わせ
2.愛媛のGKとボランチを使ったビルドアップ
3.ボランチで競ることでチャレカバを狂わせる
得点シーンだけみると分からないが、ダゾーンでその前の現象をみてみるとよく分かる。なぜ、相手が困っているのか。
ボランチの出入りすることにより、ボールとマークの同一視が困難になり、システムを可変させることで、マーク交換となり、ボールとマークを同一視することが困難になる。
その前の現象をみるのはDAZNで視聴するのいいだろう
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