こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日はFC今治 vs ガイナーレ鳥取の試合をみていきたいと思います。
今回は
【ボールが転がってくるのはなぜか】
ということでみていきたいと思います。
結論 縦パススイッチとゴール前の三角形
入場者数 3253人
フォーメーション 1-4-4-2(今治)1-4-4-2(鳥取)
試合結果 FC今治 3-0 ガイナーレ鳥取
シュート数 12-7
得点者
33分 近藤 高虎(今治)
48分 山田 貴文(今治)
79分 ドゥドゥ(今治)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
お互い、1-4-4-2同士でミラーゲームとなりますね。
2.攻撃&防御
前半、32分の今治の得点シーン。
山田からヴィニシウスへの縦パス。
ヴィニシウスが失うが、すぐに山田が奪い返し、裏抜けのスプリントをしていた三門へパス。
中への折返しを鳥取のディフレクティング(弾く)を誘い、近藤が押し込む。
・山田がヴィニシウスに縦パスを出したと同時に山田と三門がスプリント
・ヴィニシウスが失っても、山田がボール回収できる
・相手より先に三門がニアゾーン(ポケット)に侵入
・ゴール前のマークが後ろ向きで難しくなる
・中川が、クロスが入る瞬間、プルバックでマークを外す
3.ゴール前で三角形を作れるか
後半46分の今治の得点シーン
ヴィニシウスが前を向き、直接シュート。そのポストのリバウンド(跳ね返り)を自ら回収し、中に折り返し、山田がフィニッシュ。
この時のポイントとなるのが、中川の位置だ。ファー詰めの位置にいることによって、DFラインはさがらなければならなくなる。そして、DFラインが下がったことによるバイタルエリアに山田が入ってくる。
ヴィニシウスと、中川と、山田のゴール前の三角形がゴールを生んだ。
まとめ
今回は
【ボールが転がってくるのはなぜか】
ということでみていきました。
結論 縦パススイッチとゴール前の三角形
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 1-4-4-2のミラーゲーム
2.攻撃&防御 ⇒ 縦パスがスイッチ
3.ゴール前で三角形を作れるか ⇒ ファー詰めに入ることで、スペースがあく
なぜボールが転がっているのかということを逆算して考えると、どういう風に失うのかがわかっていれば、そこに人をかけるとボールを回収できるといことがわかる。
つまり、縦パスはチャレンジのパスになることが多く、そこで失う可能性が高いということになる。チームとして、どこで縦パスを入れるのかが共有できれば、そこで失い、再度回収できる可能性も高くなるということだ。
ここを攻撃&防御ということでデザインをすることが意図的にできれば、再度ボールを回収し攻撃に転じることができる。
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