こんにちは。石本です。
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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)
今日は愛媛FC vs FC大阪の試合をみていきたいと思います。
今回は
【置きにいく正確なキックはなぜ有効になったのか】
ということでみてみたいと思います。
結論 オフザボールとの組み合わせ
入場者数 1593人
フォーメーション 1-4-2-3-1(愛媛)1-4-4-2(大阪)
試合結果 愛媛FC 2-1 FC大阪
シュート数 愛媛FC 8-5 FC大阪
得点者
23分 松田 力(愛媛)
35分 古川 大悟(大阪)
73分 曽根田 穣(愛媛)
1.噛み合わせ
まずは噛み合わせをみてみたいと思います。
2トップが縦関係と横関係であり、基本はミラーゲームとなります。
2.置きにいくキック
前半22分、愛媛の先制点をみてみたいと思います。
左サイドバックのFC大阪舘野が負傷し、ドロップボールとなり、その再開をGKの徳重が茂木にロングキック。
ドロップボールだったかどうかはわからないが、茂木がフリーでボールを受けることができ、その茂木もフリーで松田へ丁寧にボールを置きにいくアーリークロスを上げる。
中央では、茂木がコントロールしたタイミングで、松田が、CBの背中をとるようなオフザボール。先程、負傷した左サイドバックの舘野がCBのカバーに入るか、曽根田のマークをみるのかを迷ったシーン。
結果的に松田がフリーでヘディングシュートを打つことができ、ゴールインとなる。
・ドロップボールからの再開
・茂木がフリー
・松田のオフザボール
・舘野がCBカバーか曽根田のマークか迷う
・茂木の置きにいくアーリークロス
合わせて、曽根田の決勝弾も左下隅に置きにいくシュート。
3.逆サイドポケットへ置きにいくクロス
前半34分、FC大阪の得点シーン。愛媛SBの背後に走り込み、クロスを入れるも、一度は弾かれてしまうが、さらに左サイドからクロスが入る。
センターのターゲットエリアに古川がファーから入り込んだため、愛媛のSBがついていくのか、受け渡すのか困ったシーン。
逆サイドのポケット(ニアゾーン)にいた島田へ正確に置きにいくクロス。そのボールをセンターの古川へ折り返し、ゴールとなる。
・古川のファーから中央へのオフザボール
・舘野の置きにいくクロス
・島田の置きにいく折り返し
・ディフェンスがボールウォッチャーになってまう
ということになるだろう。
まとめ
今回は
【置きにいく正確なキックはなぜ有効になったのか】
ということでみていきました。
結論 オフザボールとの組み合わせ
内容は
1.噛み合わせ ⇒ 2トップが縦か横野ミラーゲーム
2.置きにいくキック ⇒ 正確なクロス+オフザボールとシュート
3.逆サイドポケットへ置きにいくクロス ⇒ 正確なクロス+オフザボール+正確な折り返し
こうして見直してみると、置きにいく正確なキックもちろん必要で、まずは出してがそこができるかどうか。そして、そのためには受け手が、フリーで受けることが必要になるので、オフザボールが必要になる。
つまり、マークを外したところへ、正確なボールがくれば、得点になるということ。
マークを外せていないのにボールを蹴ったり、マークが外れているのに、キックが不正確だと得点にならないということですね。
負け ⇒ 引き分け ⇒ 勝ち ⇒ 2連勝
ということで、順位が10位まで上昇。しかも1位との勝ち点差は1。
次節の宮崎に勝利し3連勝で上位に順位をあげてもらいたい
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