2023 J3 第14節 愛媛FC vs 奈良クラブ 【ボールへのプレスのスイッチはどこにあったか】

戦術

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選手歴 愛媛FC・FC今治 現在はシニアでのんびりとプレー
ライセンス サッカーA級・フットサルB級・GKL3
指導歴 15年以上(サッカー・フットサル)
趣味 読書(フットボール中心に年間100冊以上)

今日は愛媛FC vs 奈良クラブの試合をみていきたいと思います。

今回は
【ボールへのプレスのスイッチはどこにあったか】
ということでみてみたいと思います。

結論 バックパスがプレススイッチ

入場者数 2443人

フォーメーション 1-4-4-2(愛媛)1-4-1-2-3(奈良)

試合結果 愛媛FC 1-0 奈良クラブ

シュート数 愛媛FC 5-6 奈良クラブ

得点者
60分 ベン ダンカン(愛媛)

1.噛み合わせ

まずは噛み合わせをみてみたいと思います。

愛媛は1-4-4-2、奈良は1-4-1-2-3のフォーメーション。数的不均衡の箇所がある状態ですね。

2.バックパスへの2度追いでミスを誘う

奈良クラブのバックパスに対して、2度追いをかける。合わせて、中央は松田もGKに対してプレスをかける。

奈良クラブのGKはパスをつなぐようなイメージだったのか、単純なクリアだったのかはわからないが、バックパスをプレススイッチにしてボールを奪いにいくことで、矢田のインターセプトを可能とした。

動画はこちら

3.ワンタッチフリックから相手をボールウォッチャーにさせる

後半73分の奈良クラブの攻撃のシーン。縦パスが入り、ワンタッチフリックにより、愛媛のDFをボールウォッチャーにさせる。

一瞬の隙をつくことができた奈良クラブ。右サイドにもフリーな選手がいたため、ここを使うことができたらパーフェクトだった。

動画はこちら

まとめ

今回は
【ボールへのプレスのスイッチはどこにあったか】
ということでみていきました。

結論 バックパスがプレススイッチ

内容は
1.噛み合わせ ⇒ 噛み合わない箇所があり、数的不均衡となる
2.バックパスへの2度追いでミスを誘う ⇒ バックパスをプレススイッチとする
3.ワンタッチフリックから相手をボールウォッチャーにさせる ⇒ プレスが逆に隙となる

非常に強度の高い、試合となった。一瞬の隙が命取りになる展開。それもまたサッカーで、最終的には決定力にいきつく。ベンダンカンがゴールを決めきったことが、この試合をものにしたといえる。シュート数は5本と6本に対して、FKは13本と21本と非常に拮抗した試合を物語る。

次節は相模原戦。順位が下位だとしても決して侮ってはいけない。

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