こんにちは。石本です。
いつもご覧いただきありがとうございます。
今日は東京ヴェルディ vs 愛媛FCの試合をみていきたいと思います。
和泉監督の初陣の試合。
見る方も緊張しましたし、期待もありましたし、ヴェルディのプレーモデルの構築との対戦も楽しみでもありました。
今日は
【守備の構築から次のステージへ】
ということでみていきたいと思います。
結論 組織的カオスの構築です
入場者数 3411人
フォーメーション 東京1-4-3-1-2 愛媛1-4-4-2
試合結果 東京ヴェルディ 3-0 愛媛FC
得点者
37分 小池 純輝(東京)
45+3分 小池 純輝(東京)
66分 山本 理仁(東京)
1.組織的カオス
前半の入り方は非常によかったですね。まさに愛媛の狙い通りといった感じでした。
スローインから再開したプレーですが、一度はボールを失いますが、即座に奪い返し、攻撃へ。川村選手が背後を狙うことで、スペースの活用を狙いますが、相手に阻まれてしまいますが、跳ね返りを近藤へパスを供給し、フィニッシュに持ち込むことができましたね。
高い位置でボールを保持することで、失っても奪い返すことでフィニッシュという和泉サッカーが出たシーンでしたね。
攻撃が失敗に終わることは想定内で、そこでさらに回収することが、最大のゲームメーカーとなる組織的カオス(混乱)の戦術が見えました。
2.狙いのビルドアップ
ボールを大切にすることは継続しつつ、より高い位置で行うサッカー。
ヴェルディのサイドバックが高い位置にプレスに入った時に、背後のスペースが空きましたね。そこに藤本選手が足元でもらうように寄っていき、すぐに方向転換し、背後のスペースをとるというチェックの動き。
背後をとれたら、すぐに近藤選手が押し上げてサポートに入りフィニッシュまで。とてもいい崩しでしたね。
3.高い位置でボールを奪いフィニッシュ
同じように背後を狙い、そこから相手にボールを奪われてからのハイプレス。相手のつなぎを回収し、フィニッシュまでいったシーン。
まさに、狙い通りの形ですね。ハイプレスを中で回収します。ポイントは
・パスコースを限定
・自分のスペースを捨てて圧縮
・スライディングカットをパスにする
・相手陣形が整う前にフィニッシュまで
4.ヴェルディの回避策
愛媛FCに所属していた小池選手の素晴らしいゴールが決まりましたね。アグレッシブにボールを奪いに来る愛媛に対しての回避策としてどうするか。
・相手が取りに着たタイミングでワンタッチで高い位置へ
・一気にスピードアップ
・フィニッシャー(小池)にボールを配球
サイドに出たタイミングで、ゴール前にクロスを差し込むこともできたと思いますが、そこには蹴らずに、小池選手へ配球。意図的にシュート精度の高い小池選手を狙ったのであれば、素晴らしいですね。
まとめ
今日は
【守備の構築から次のステージへ】
ということでみていきたいと思います。
結論 組織的カオスの構築です
内容は
1.組織的カオス → 意図的にカオス(混乱)の構築
2.狙いのビルドアップ → 相手が出てきたところを狙う
3.高い位置でボールを奪いフィニッシュ → 自分のマークを捨てインターセプトをパスに
4.ヴェルディの回避策 → 相手を前に出てこさせ、ワンタッチでスピードアップ
サッカーフェスティバルの時のミドルの守備の構築から、アタッキングゾーンでのプレスを構築し、ヴェルディサッカーを閉じ込める。うまくいったときはフィニッシュまでいったので、お互い我慢比べという感じでしたね。
最終的には、フィニッシャー小池選手の持ち味を出たということが得点差というところでしょうか。
(秋元選手の)
球際だぞ、全部!
という言葉もプレーモデルの肝となる「球際」の重要性を強調しているように感じましたね。
(ヴェルディ永井監督コメント)
われわれはどのゲームも80%のゲーム支配をテーマにやっている中で、ゲームを支配するためにはボール保持とスペースの支配とずっと言っている。ボールを保持しながらスペースを支配するところは改善の余地がある。さらなるバージョンアップを考えると、スペースを支配するというところは引き続きやっていかないといけないと思います。
ヴェルディサッカーのボール保持とスペースの支配も注目してみてたいところです。
(愛媛和泉監督コメント)
相手が東京Vであっても前から行くという気持ちで選手たちを送り出した。前半の途中まではうまくいって、高い位置でボールを奪って決定機を作ることもできたが、そこを決め切ることができなかったことが1つもったいなかった。失点の場面も2失点目の時間帯含めて、もう少しうまく対応すれば防ぐことができたかなと思う。非常にもったいないゲームになってしまった。われわれは前半からフルスロットルで前から行ったので、体力的な問題もあった。ある程度前半でこっちがうまくできたところがあったので、少し相手はボールの動かし方を変えてきた。点差も含めて余裕を持ってプレーをさせてしまった。
フルスロットル(エンジン全開)がチームの「原点回帰」であり、「魂を揺さぶる」ことだと思いますので、試合毎に成長を応援したいと思います。
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